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霧雨の広島で日帰りのお仕事の日。復路の飛行機の時間まであと2時間というJR広島駅でこの日のスタッフさんとの解散式である。甥っ子さんが広島の山の上の大学に通っていて、広島に一人暮らしらしく、今晩は晩飯をおごるんだーということだそう。さてこれからどうしようかとおもうのではあるが、何しろ時間がない。駅で見つけた街中ガイドを頼りに面白そうな場所を物色するが見つからず、原爆ドームとか平和記念公園を除けば目に留まったのはタクシーならすぐに到着しそうな「比治山公園」。早速行ってみることにしてタクシーに乗ったのはいいが、月末の大渋滞で公園の丘の上にある現代美術館に到着まで30分を要した。しかもタクシーの屋根をたたく雨の音がだんだんと激しくなってくる。人影がまったくない美術館の周辺をタクシーは駆け上る。帰りのタクシーなんて絶対につかまりそうにない雰囲気。雨雲は厚さを増しつつこちらに迫ってくる感じだ。それでもここまできたんだし、傘をさしつつ美術館まわりをふらふらっと。銅像の台座に銅像なしという奇妙な景色に遭遇。それも2箇所も。同じ状態だ。誰かがいたずらで銅像を持ち去ったというのは考えにくいし、台座に貼られていたであろうプレートもきれいにはがされている。帰ってから調べたら広島出身第21代内閣総理大臣である加藤雄三郎氏の銅像が戦時中まではあったそうだが、資源回収ののため撤去されたのだそうだ。今この銅像の復元を呼びかける動きがあって関連ホームページもあった。
丘というよりは、公園全体が山の上というかんじで、そろそろ下山しないと飛行機に間に合わないなと気になりだしたとき、スカイウォークなるエスカレーターを発見。幸いにもクイックかつラクチンに下山することができた。
この比治山公園は、どうやら地元のかたがたの桜の花見見物の名所らしく、公園としての体裁も申し分ないように見えたけれども、たぶんよそから来た観光客が立ち寄るというところとはチト違うかなという印象。でも現代美術館は、アンディ・ウォーホル、ヘンリー・ムーアであるとか、池田満寿夫さんなんかの展示があったのでぜひ見たかったのではあるけれども、如何せん現場に着いたのが4時過ぎだったものだからそろそろ閉館といった時間帯だったので、また縁があれば次の機会にぜひ、ということにして飛行場へ向かった。



hiroshima-hijiyama park;yomaru.net
snapshooting in daily life.


CAMERA :Nikon D70S
AF ZOOM Nikkor 18-70mm 1:3.5-4.5

2006.6.30