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1月28日 1週間かけてどうしても終わらなかったレポートを仕上げようと、朝から仕事場へ。たまには走ってやらないと不動車になってしまいそうな里見先生を車庫からヨイショってな具合に引きづり出してきた。元気なセルモーターに対してなかなか火が入らないエンジン様だったが、スレスレのところでご機嫌が直ったようで、一安心だ。
皮を着込めば北風ピープーな天候もなんのその、きびきびと走る心地よさに軍配が上がるのである。
平日のうちにこういうふうに片付けちゃえばいいわけだねぇー、ってなくらいに3時間で見事に完成してみせた。通常の8時間くらいの仕事量はこなしたのではないかと、勝手に自身で思い込んでしまったけれど、そもそも人はいないし電話もかかってこないし、土曜日はお仕事するには最適なわけだ。
そんな午後の帰り道。どこふらつくかなと。考えをめぐらすが到底思い浮かばないので、道すがらの赤坂迎賓館傍にバイクを停めてみた。
迎賓館正門前の三角地帯は、ファッション雑誌の撮影スポットとして有名すぎるが、今日はカメラお兄さんおよびおじさんたちが、どうやらみんなでモデル調達フィーを出し合ってカワイイ系のモデルさんを雇って自主撮影会を催している様子。ちょっとカッコ悪!ってこれ率直な感想。でも人物撮影の練習でもするならこんな形が現実的なのかもしれないなと、いたしかたなさは理解できるかな。近くの路上にはモデルさんのマネージャーらしき人が乗っているベンツがあって、マネージャー氏は暖かそうな車内で空を見上げながらタバコを燻らしている。需給バランスは斯様にして保たれているのである。そんな撮影会中の彼らを批評するよな立場でもないし、さっきから挙動不審気味にカメラを下げてフラフラしているのはむしろ自分のほうであって、職務質問くらい受けてもおかしくない。
そろそろ帰るかなぁ、と思って里見先生のところまで戻ったときに、そういやぁ最近は里見先生をお撮りしてないなぁ、というか里見先生と出かけるのは、今年になって初めてじゃぁないの!あけおめですよ、里見先生!あらためまして、今年もよろしくお願いいたしたく存じますと、やっとのことで新年の挨拶を交わしつつ、たまにはツーリングでも行きましょうかと相談をもちかけた迎賓館前の三角地帯なのであった。
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