home>Gallery-F










明治36年 呉海軍工廠が設置され、以来この街には、造船や製鋼の高度な科学技術が培われ、戦前は日本一の海軍工廠の街、東洋一の軍港として栄えた。ちょん髷を結っていた時代から数十年、歴史的に見ればほんの一瞬の間に世界一の軍艦『戦艦大和』を世に送り出したのだという。
ここ呉に海事歴史資料、化学技術などを扱った博物館ができるというので訪れたわけではあるが、前泊して街をぶらついてみることにした。
北風が吹き荒ぶ日曜日、写真はアレイからすこじまの海上自衛隊呉基地に停泊する潜水艦。















呉は、海軍の重要拠点だっただけに、空襲による被害も大きかったそうだけれど、
その中で、唯一戦火を免れた魚雷揚げ下ろしクレーンが一基モニュメントとしての残っていた。



 



旧呉海軍工廠の施設は、レンガ造りの建物が多い。








 







こちらは造船所のドックで建造中の大型船。スケール感がつかみずらいが、20メートルはゆうに超えるであろう船腹を有す。 全長はというと、どれくらいになるのだろうか?



















ホテルに戻る前に夕食をと思い、街をふらついてみた。堺川沿いの蔵元通りには洒落た屋台が立ち並ぶ。中を見るとワインボトルがずらりと並ぶイタリアンな屋台だったり、東南アジア系のエスニックな雰囲気の店だったり。それでも、いつものパターンとして、ご当地の小さなカウンターだけの飲み屋さんで食事をすることを楽しみにしているので、もっと街の外れのほうへ行ってみる事に。













途中堺川に掛かる橋にガズ灯を発見。夕暮れ時でちょうど火が入る時だったので、しばし突っ立って試運転の様子を見ていた。
コールマンのガソリンランタンと同じようにマントルが2つ仕込んであって、そこにガスが供給される「スー」っていう音がすると同時に電気の火種が飛んで着火し、マントルに火を入れようというものだ。
1発で点火するものかと思っていたらそうでもなくて、橋の欄干部分のそれぞれ4ヶ所に設置されたガス灯すべてに安定した火が入るのには10分ほどの時間を要した。その頃には陽も完全に落ち、月を背景にガス灯を撮ってみることにした。 ガスの温かみのある明りが冬の夜空を少しだけ暖色に染めていた。


呉:KURE

CAMERA :NIKON F3
LENS : Sigma AF 28-70mm f/2.8 Sigma AF 18-35mm f/3.5
FILM : Konica-Minoruta"Centuria Super"ISO200
SCANNER : CANON CanoScan5200F(film scan)
2005.2.20