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Gallery-F
理由はともかくとして、東洋のモナコと呼ばれた、伊豆の温泉地のホテルで朝を迎えた。
昨晩は、関東上陸の台風としては、過去10年で最大といわれた、台風22号が通過していった。
台風一過の晴天を期待していたにしては、なんともどんよりとした朝だ。
それでも低空の視界は良好で、ホテルの敷地内から初島がくっきりと見える。
ゆったりとしたラウンジでモーニングコーヒーのサービスがあるというので、朝食後の時間をそこで過ごし、
散歩がてら熱海の中心街まで歩くことにしてホテルを引き上げた。
台風の傷跡が各所に見受けられる。樹木が倒れ、折れた枝が飛ばされて散乱している。
役場からの放送がスピーカーから聞こえてくる。
瓦礫は分別して所定の位置まで持ってくるように指示する内容だ。
街中の復旧に多くの地元の方々が作業をしている。
草花たちも、大きくダメージを受けて可哀想だ。花びらにも飛ばされてきた砂や塵がこびりついている。
ヨットハーバーの様子は、比較的何事もなかったように見えるが、
それでも管理人らしき人が、点検をしてまわっている。
一方で、堤防には釣人が出ている。聞くとなかなかいい形の鯖が上がるらしい。
のんびりと釣りを楽しむには、ちょうどいい気候かもしれない。
1ロールを撮り終える頃には、山間からガスが出てきた。天気は回復傾向どころか、
今にも雨が降って来そうな雲行きだ。
撮影がてらの散歩もそろそろ終わりにしようかと駅に向かって坂道を登っていくことにした。
細い路地を入ると駅へ向かって登り坂だ。廃墟となった古い旅館跡の建物があった。
なぜか2階の窓が開いていて、古めかしいカーテンが風に揺れていた。坂を登っていくと大きなアーケード街に出た。
みやげ物屋の店先に干物が並ぶ。
また冬の寒い時期に来てみよう。 温暖な気候にある温泉地にオフシーズンはないはずだ。
冬の温泉三昧ってのもまたオツナモノに違いない。
After a typhoon goes away
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ATAMI
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;YOMARU.NET
CAMERA :NIKON F3(28-300)
FILM : Konica Chrome "SINBI”ISO200
SCANNER : CANON ConoScan5200F(film scan)
2004.10.9-10
*10/19 4点追加