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NIKON F3 TAMRON 28-300mm Konica Chrome "SINBI"200 SINBI
Nikon F3
2004.6.5



Dr.Satomi  〜AFTER DARK〜


真夜中から空が白むまでのあいだ、どこかでひっそりと深淵が口を開ける。
「風の歌を聴け」から25年、さらに新しい小説世界に向かう村上春樹書下ろし長編小説発表!
マリはカウンターに置いてあった店の紙マッチを手に取り、ジャンパーのポケットに入れる。
そしてスツールから降りる。溝をトレースするレコード針。
気怠く、官能的なエリントンの音楽。真夜中の音楽だ。」(本文より)


というわけで、村上春樹さんの長編にまた出会えるわけです。上の宣伝文句が頭から離れないままに、里見先生と家を出た。今日は会社へ行かないとならない土曜日だ。いつものように、フラフラと走る。何処へ行こうかな?環七を過ぎ山手通りも過ぎた。参宮橋を右折してみる。渋谷方面だ。今にもポツリときそうな、重苦しい雲に遮られた空にア・フ・タ・−・ダ・−・クっていうワードのキャラクターが見て取れる。細めのゴシック体だ。直訳すると、暗くなった後かな?夜? でも今は昼間だし、どうしよう。気分としてはアフターダークな絵柄をフレーミングしてみたいのだけれどもなぁ、そう考えてたら青山通りまで来ていた。結局外苑東通りを右折で入って左に大きく回りこむように下っていって乃木坂トンネルに入る。この中だけは確実にアフターダークだ。








Nikon F3
28-200
2004.6.5



Nikon F3
28-200
2004.6.5

仕事を片付けての帰り道、夕暮れ時の新宿で撮ってみた。フィルムがなかったので、ヨドバシカメラへ行ってCENTURIA SUPER200というネガフィルムを購入。24枚撮り1本105円だった。安い買い物ができていい気分だ。通常出先でフィルムがなくなるとろくなことがない。だいたいがコンビニのお世話になるが、24枚撮りで600円とか800円とかの値札シールを見て愕然とする。敵もこうした状況の客をてぐすね引いて待っているのだから、用意の悪い自分がいけない、自業自得ってやつだ。


Nikon F3
28-200
2004.6.5



 










アフターダークから、読み取れたモチーフをイメージにしてみるか。それもまた楽しいだろう。モチーフってのは、そもそも楽曲の旋律の一断片で、それが反復され一楽章を構成していくものだと何かの本に書いてあったのだが、それって小説の中にも必ず潜んでいる。各章におけるモチーフもあり、全体を貫くモチーフもある。そしてそれらが計算され尽くしたプロットの上で踊る。今回も2つの話がクロスしながら展開する、あの村上節を堪能させてもらえるのだろうか?楽しみだ。


『今回の里見先生』
特段の変化なし。

以上

2004.9.4