home>Dr.satomi

Nikon F3
28-200
2004.6.5





里見先生と
風雲に乗っかってみるかなって、箱根へ出かけた


2004年8月1日。日本の空域を支配する近年まれに見る強靭な高気圧に阻まれ、台風○○号が近畿地方に停滞する日曜日。関東圏は反れたことをいいことに、湘南から箱根へとお気に入りの日帰りコースを巡ることにした。
ただ反れたというだけだから、朝から快晴とまではゆかず、青い空と台風雲が織り成す空模様は、午前7時に江ノ島に着いた時点では、この日が晴れか曇りか、はたまた雨降りになるのか、どうにも判断のつけようがない、意地悪な様相を呈していた。とりあえず遠く箱根方面の西の空はどんよりとチョコレート色をしているのだけは確かに見て取れたのだった。






江ノ島の桟橋に里見先生を停めると、強い潮の香りがした。何て言えばいいのか、昔むかし、子供の頃に海水浴に連れて行ってもらうと必ず経験した匂いの類だ。エイかなにかが打ち寄せられ、砂浜で一夜干しになっているような、そこへ蠅がたかっていたりする、そんな瞬間の潮のかおりと言えばいいのだろうか。海で泳ぐなんて行動にでれば、クラゲに刺されるとか、こうしたエイの屍骸なんかを誤って踏んづけてしまうとか、つまり海に対する必要以上の期待感というのが、海水浴なんかに行くと無残に打ち砕かれる瞬間に嗅がされる匂いなのだ。結論だが、海はやはり引きぎみで眺めるのがベストなのである。これは強引な主観であって、昔、そう学生時代に週に3回は海に通っていた時代だってあるわけで、その頃はその頃で海への強いリスペクトってのがあったものだ。
人間の本質なんて、なかなか変わるものではないけれど、何かに対する思いというのは日々、ころころと変わってしまうものなのですね。一瞬に飛び込んできた潮のかおりが発端で、あれこれと考えていた。




Nikon F3
28-200
2004.6.5





Nikon F3
28-200
2004.6.5




茅ヶ崎あたりの134号。防風林の途切れ目から海が見える、サーファーたちが海へ出て行く通路だ。このあたりから雲が途切れてきた。日頃の行いというのはこういうときに自然と出るものだなと思ってほくそえむ。平日はそれなりにがんばってるんだから、休みの日くらいいい目を見させてくれよー!って昨日焼酎のシークワーサー割りを作って飲んでいるときにボソリと呟き加減にお願いしたのが効いたかな。Lucky!!




Nikon F3
28-200
2004.6.5



















晴れ渡る西湘PA。いつきてもここだけは、4輪よりも2輪が幅を利かしている珍しい場所だ。テキトーにバイクを停めていてもだれも文句を言ってこない。
バイク解放区として、独自の法典を持つ、週末だけの小国家のようだ。少なくともこのPAの中ならおそらく時速300km出しても日本警察はきっと手を出せはしないであろう(こんな狭いとこで出るわけもないのだが)。
だれもがここから箱根の山を目指す。その高ぶる気持ちを海辺のPAで落ち着かせる。海水がクーラント代わりだ。
ワインディングを攻めるが家庭も守らにゃいかん!なんて折り合いをつけていざ出発する、意外とここは本当に2輪共和国の出先機関なのかも知れない。今度調べてみることにしよう(爆)。














写真撮影の修行に付き合ってくれたNさんありがとう!(1/90sec.1:4.5)
山の上はメッシュのジャケットでは肌寒いくらいだった。




Nさんは川崎ICで降り、東名高速上り東京料金所にて。
早朝から張り切りすぎか?かなり疲れたので、ビールタイムといきたかったが、この時点でまだ午後2時をまたったばかり。
ビールで乾杯となったのは、まだまだこれからずっと先のことだった。


『今回の里見先生』
トリップ計と時計が不調!どうしたんだ!? 

CAMERA : CANON EOS5 28-105 / 100-300
FILM : KONICA CHROME SINBI ASA-200
SCANNER : Canoscan 5200F


以上

2004.8.1