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息抜きという意味で、バイクで近場をうろうろするのはかなり有意義である。近場をうろうろといっても、バイクならではの距離感というものがちゃんと存在するのだ。
この日は世田谷の河川敷にあるカフェで会いましょうというI君との約束。あとは何にも決めないで昼飯時にとりあえず飯でも食おうかと。
干し貝柱を使ったトマトソースのパスタランチが美味い。暑くも寒くもない昼時のコーヒーもまた気分だ。
程よいバイクならではの距離感というのは、たとえば世田谷の河川敷から調布の飛行場までちょっと行って見ようかという計画がスッっとたてられるみたいなものだ。車だと従来が億劫だし、足こぎのバイクではちょっと大変そうな距離である。でもバイクなら程よい時間をかけて着き心地も良い。仕事している者がたまの休みにバイクに乗るならこんなユルい乗り方がちょうどいいと感じることは多いと思う。
調布の飛行場にあるお目当てのカフェは地元の航空会社の方にお聞きしたところすぐに場所もわかった。ほんとうに滑走路のすぐワキの格納庫に同居する形でお店はあった。管制塔のラジオが店の中のスピーカーから聞こえてくる。離陸か着陸か、滑走路の使用許可を出している。プロペラエンジンを積んだ小型のセスナ機が離陸していく。着陸はどうやら我々の視界にある場所よりもはるか手前でランディングしてしまうようで、みることができない。
格納庫に目をやると綺麗に手入れをされた3機の機体がスタンバイしている。
店内はというと、家族連れやカップルがいて、みな滑走路の見える窓のほうを眺めながらお茶を飲んでいる。我々はI君おすすめのチャイラテとケーキを注文した。
この飛行場は
ファッション雑誌なんかの撮影によく使われているみたいで、モデルさんの写っているポラに、日付とサインなんかが書いてあって画鋲で無造作に壁に貼り付けてある。数え切れない枚数があって見ているだけで楽しい。モデルとかまったく詳しくないのだけれど、I君がこのひとJJとか出てる人ですよ、などと解説してくれた。
外へ出て、飛行場の金網越しに歩いてみた。
大島からの定期便が2機立て続けに降りてきた。地元のタクシーが到着の客をてぐすね引いて待っている。ほのぼのとした飛行場において、ちゃんと経済活動は実施されている。
3〜4時間の小さな旅もここまでで、家路につくことに。883はいろいろと愛情を注がれているらしく、このあいだ見たときとハンドル周りが変更されているし、リアのタイヤも交換したそうだ。一方の我がWはというと、このあいだオイル交換をしたくらいで、ルックス的にも何ら変化がない。
しかし、まぁメンテナンスとかで労わってやろう。
そしてまたバイクでどこかいこう。。。
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